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【健康であるために】超高齢化社会と健康寿命の延伸について考える

高齢化社会と介護

こんにちは
ヤギです

今回は少しまじめ回です。
高齢化社会と健康寿命について考えます。

日本は高齢化を超え、超高齢化社会に突入しています。
この記事では健康と老化について
そして高齢化社会でどう対応していけば良いのか
そして自身、両親の健康について
一緒に考えていきましょう!

本日のテーマ

  • 老化、健康寿命について考える
  • サルコペニアとフレイルについて知る
  • 睡眠と体力について知る
  • 高齢化社会と介護需要について考える




はじめにお伝えしますがわたしが一番言いたいのは
健康寿命を伸ばしましょう
ということです。

イノシシ
ん?

まぁまぁ後で解説します
ヤギ

老化、健康寿命について

健康寿命

まずはこちらのニュースから

厚生労働省によりますと、

去年の日本人の平均寿命は
女性が87.09歳、男性が81.05歳で
前の年より、女性は0.49歳、男性は0.42歳下回りました。

平均寿命が前の年を下回るのは、
いずれも2年連続です。

平均寿命が公表されている世界の国では、
女性は1位、男性はスイスとスウェーデン、
オーストラリアに次いで4位でした。

引用:NHKニュース

男性女性関係なしに日本人の平均は84.3歳で
世界1位だそうです。

ウシ
年々寿命は伸びてるのかと思ったけど短くなってるんだね

一概には言えませんがおそらくコロナで
外出自粛などの影響も多いとされています。

特に高齢者は怖がって外に出ないで
ずっと自宅にいることで
認知機能の低下
外に出ないため筋力の低下が著しいなどの
状況下にあったのではないか
それが寿命が短くなってしまった一因ではないか
と言われています。

では一方で健康寿命はどうなのか?
調べてみました。

日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、
令和元年時点で男性が72.68年、女性が75.38年となっており、
それぞれ平成22年と比べて延びている
(平成22年→令和元年:男性2.26年、女性1.76年)。

引用:内閣府
とのことです。

男性 
 寿命 81歳 
 健康寿命 72歳
女性
 寿命 87歳
 健康寿命 75歳

やはり健康寿命と寿命のさは10年から12年ほど
間が空いてしまいます。

健康寿命とはなにか?

そもそも健康寿命って何?
という方もいると思いますで
少し解説です。

かんたんに言うと
他者の手を借りなくても
自分自身で生活できる年齢のことです。

つまり寿命と健康寿命の差があるということは
それだけの介護期間があるということになります。

イノシシ
じゃあだいたい親の介護は10年くらいする可能性があるってこと?

まぁおおよそそうだね
ヤギ

よく言われている
ピンピンコロリというのは
介護の期間をなるべく少なくして
死ぬときはころっと逝った方がいい
という考え方です。

わたしの知り合いの祖母は80代で全然元気だったけど
ある時転んでしまい
打ち所が悪く、頭を強くうち
亡くなってしまったそうです。

というわけで話を戻します。
誰でもそうだと思いますが
健康で痛いですよね
介護される側も無理な延命を臨んでいない
人も多いです。

無理な延命とは人工呼吸器をつけて
点滴だけの生活をするなどなど

わたしが一番伝えたいのは
健康寿命を伸ばしましょう
ということです。

ではどうやって健康寿命を伸ばしていけばいいのでしょうか?
それにはこの2つが大事なキーワードになります。

サルコペニアとフレイルについて知る

サルコペニア

先程コロナで外出が減った高齢者の話をしました。
そこで大きく関わっているのが
サルコペニアフレイルです。
まずはかんたんに解説します。

サルコペニア(Sarcopenia)

サルコペニアは、年齢とともに筋肉量が減少し、
筋力や筋機能が低下する状態を指します。

これは、運動不足、栄養不足、病気などにより、
筋肉が萎縮し、筋力が低下することで起こります。
サルコペニアは、転倒や骨折のリスクを高め
日常生活の自立性を低下させる可能性があります。

フレイル(Frailty)

フレイルとは、高齢者が身体的、心理的、
社会的な健康問題により、日常生活の自立性が低下し、
健康状態が脆弱(フレイル)になる状態を指します。

具体的には、体力や活動量が低下し、
病気になりやすく、回復が遅くなる状態を指します。
フレイルは、高齢者が突然の健康問題に
対応できなくなるリスクを高めます。

老化に伴うサルコペニアと
フレイルなどについて解説しています。

フレイルって何?と思った方は
こちらの記事を御覧ください
参考サルコペニアとフレイル 〜介護になる前に知っておきたい2つのこと〜

高齢者の運動習慣

75歳以上の運動習慣のある者の割合は、
男性46.9%、女性37.8%で、男性の割合が高い
運動習慣のある者の割合(令和元年)を見ると、
65~74歳で男性38.0%、女性31.1%、
75歳以上で男性46.9%、女性37.8%と
男性の割合が女性よりも高くなっている。

また、男性、女性いずれも、
それぞれの20~64歳の23.5%、16.9%と
比べ高い水準となっている。

引用:内閣府

つまり若い人より高齢者のほうが
意識的に運動しているということです。

まぁ若い人は普段から動いている
というのもあるでしょう。
なので問題なのは仕事をやめてから
運動習慣を身に着けてください
ということです。

70,80になっていきなり運動習慣を
身につけるのは正直難しいともいます。
なので40.50代の今のうちから
運動習慣を身に着けましょう!

睡眠と体力の関係について

寝すぎ体に悪い

よく高齢になってくると
夜寝れないとか、目が覚めてしまう
ということをよく聞きませんか?

その原因のひとつとして言われているのが
体力の低下です。

イノシシ
どういうこと?

実は寝るのにも体力が必要なんです。

つまり体力が少なくなっているから
長時間寝れなくなっている
ということも可能性としてあります
(すべてがそうとは限らないが)

ではどうしたらいいのか?というと

  • 寝たいときに寝る
  • 普段から運動を継続する

これらも非常に大事なポイントです

体力が落ちてしまうと寝れない
ということは若い今のうちから
体力が落ちないように運動を習慣化しましょう!

参考ジム通いを習慣化させるためにすべきこと7選【鉄は熱いうちに打て】

最近読んだこの本も運動の楽しさ、
効果を教えてくれました。

読んでみてね
ヤギ


睡眠時間は何時間がいいのか?

イノシシ
いやいや寝たいときに寝るって言ってもなぁ…

そもそも睡眠時間は何時間がいいのか
よく7時間以上がいいとか
言われていますが、
実際のところはよくわかっていません。

というよりも個人差がかなり大きい
ということです。

元々ショートスリーパーな人もいますし
10時間くらい寝ないとだめな人もいます。
そしてそれは習慣や生活、年齢によっても
変わってきます。

40年くらい前のフランスの研究で
夜勤を行っている人は
行っていない人よりも
寿命が10年短くなる

といった研究結果を報告した
…そうです。

が、原著らしきものを見つけることができませんでした…

しかしこんな論文を見つけました。

”夜勤労働者は夜勤をしていない被験者と比較して認知症のリスクが12%増加している”
Relationship between shift work, night work, and subsequent dementia: A systematic evaluation and meta-analysis
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9677942/

これは僕の考えですが
やはり人間にはリズムがあって
そのリズムが崩れてしまうと
なんらかの影響が体に出てくるのでしょう。

だから自分にあった睡眠サイクルを見つけることが
いちばん大事なのではないでしょうか。

では最後にこれから20年30年ほど続くであろう
介護問題について考えていきましょう。

高齢化社会と介護需要について考える

高齢化社会

そもそもまず知っておかなくてはいけないことで
日本の人口ピラミッドです。

人口ピラミッド

引用:総務省統計局

これが男女別日本の人口の割合です。

団塊世代とは1947年から3年間の
「第一次ベビーブーム」に生まれた人たちのことを指し
団塊ジュニア世代とは
1971年から1074年に生まれた第二次ベビーブームの人たちのことを指します。

団塊の世代は今の75歳くらいで
団塊ジュニアは50過ぎ。
ここの世代がもっとも人数が多いんですよね。
だからこそ選挙も若者がいくら投票に行ったところで
人数は倍近いので勝てないんですよね。

まぁそれは置いといて。

つまり日本の高齢化は全然止まらない
ということですよね。

ここのボリュームゾーンがいなくなるまで
介護を受ける人はどんどん増えていくことになります。

つまり団塊ジュニアが90くらいになるまで。
なので後30年ほどでピークを迎えるでしょう。

30年後介護問題はどうなるのか…!!?
ヤギ

今ですら介護業界の人手は足りていないのに
今後どんどん増えていくとなると
日本はどうなっていくのでしょうか?

技能実習生の問題もそうですが、
もう日本はやばい
行かない方がいいなんて話も
実習生の中であるようです。
そのため今後更に日本に来る人は減ってくるでしょう。

となるとですよ。
この30年で変えられることと言ったら

介護を受ける人を減らす

ということですよね。

そのために普段からの予防や
運動が大事になってくるんです!

介護の受け手を減らし健康寿命を延伸する

つまりもう20年30年もしたら
介護をする人がいなくなるので
みんな介護を必要としなくてもいいように
自分で健康に気をつけましょう

ということなんですよ。
そうでもしないと本当に必要な人にも
介護が行き渡らなくなり
本当に終わりだと思います。

はじめの話に戻りますが
だから健康寿命を伸ばすことで
介護を受ける期間を短くすることが
大事なのではないでしょうか?

健康寿命を伸ばすのに重要なのは

  • 運動
  • 食事
  • 睡眠
  • 人間関係のトラブルを無くす
  • ストレスを減らす

などです。
将来の自分のため
自分の家族のためにも
自身の健康について今一度考える機会になれば幸いです。

参考オリーブオイルがもたらす健康について【毎日1杯プラスしましょう】

世界の現状に目を向けるのも
世の中の見え方が変わります。
こちらもぜひ読んでみてください


あとがき

そもそもなぜこの記事を書こうかと思ったというと
最近立て続けに身近な人が亡くなったからです。

について考えることがあり、
また、本業の方で関わっている
介護事業者の方と話を聞く機会がありました。

亡くなること
介護を受けること
そして健康でいること
などなど自身の中でいろんなことが
繋がったのでこの記事でまとめようと思いました。

健康について考え学び
あなたの習慣が少しでもいい方向に進めば幸いです。
今後更に進んでいく超高齢化社会の中で
あなたはどうやって生きていきますか?

以上です
今回も読んでいただきありがとうございました!

未来は毎日の積み重ね
今日も最高の1日にしましょう!
ではまた

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